1.始めに
2.ソフトバンク 売り方の完全勝利!!
3.考察
1.始めに
ソフトバンクのPO価格は、1204.5円で決まりました。9月14日~18日まで株価が売り出し価格を割らないように、「株価調整期間」所謂 証券会社が買い支える恒例行事ですね。
さて、現物の保有株主の一部は当然「鞘どり」を狙います。
株でいえば、最高の無敵の勝利方法ですね。
簡単に言うと例えばPOで100株1000円で現物株を持つ権利のある人が、権利確定日までに100円以上の株価であれば同じ株数を売り建て(ここでは例えば1050円)であれば、確定日に現渡しをして(1050-1000)*100=5000円リスクなしで儲かる手法です。
1万株では50万円、10万株では500万円とバルクが大きい投資家にはおいしすぎる投資法です。
リスクは逆日歩ですね。これが怖いからなかなかできないのも事実です。
2.ソフトバンク 売り方の完全勝利!!
POが決まったのは、14日の終値。そこから1240~1340円で推移。売り長なので当然買い上げで爆上げしました。最高は1339円でPO価格で考えれば
(1339-1204.5)/1204.5*100=11.2%
11.2%のゲインが、1339円で売り建てたPO保有者はゲットできることになります。実際はこれに逆日歩を引いた額になりますが。
問題となるのは逆日歩
https://www.nikkei.com/nkd/company/history/gyakuhibu/?scode=9434より引用
15日~17日の合計で0.35円100株で3.5円 ただみたいなものでした。
売り建ては5000万株、1人あたり1単位株を持っていると仮定して50万人の人が、PO権利を持っていれば、1204.5円と売り建て値との差額をノーリスクでゲインできたことになります。
売り方の完全勝利ですね!!
私は、18日引け成りで臨もうとしてましたが、案の定爆下げで止めました。利ザヤが小さくなったからです。
売り建てができた人は、幸運ですね。普通はPO値よりも下げることもある相場、さすがにソフトバンク社債で証券会社を儲けさせているので、手厚い援護射撃でしたね。
3.考察
POが決まった時、権利を獲得するとこの鞘取りが狙えます。
ただ、逆日歩がありますので、やられる方は注意が必要ですよ!!
さて、1231.5円がPO決定日の終値 18日終値は1242.5円 まだ23日の寄り付きで鞘取りをする売り立てが多いと思いますし、当然POで現物を持っている人は配当を取らない人は売ってきます。ということで23日寄りで売ってきます。
こう考えれば23日は下がると思われます。当然売り方のディトレーダーも参加します。見ものですね。
最後までお付き合いくださり有難うございました。