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初めに
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crealとOwnersBookの比較
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考察
1.初めに
crealとOwnersBookは私がどちらも今年から投資している不動産クラウドファンディングです。
OwnersBookはソーシャルレンディングに分類するかもしれませんが、どちらもバルクの大きなファンドが多く、比較的投資しやすいですね。今回は企業として比較してみようと思います。
2.crealとOwnersBookの比較
crealの運営会社は株式会社ブリッジ・シー・キャピタル OwnersBookの運営会社は株式会社ロードスターキャピタルです。
ブリッジ・シー・キャピタルの決算は、官報から
株式会社ブリッジ・シー・キャピタル 第9期決算公告 | 官報決算データベース (catr.jp)
より抜粋
ロードスターキャピタル株式会社(3482)2020年第3四半期決算資料より抜粋
純利益23億1900万円
利益余剰金70億2000万円(第3四半期決算):前年50憶2500万円 +40%
総資産504億8900万円(第3四半期決算):前年443億3700万円 +14%
ロードスターキャピタル株式会社は上場会社なので、規模は10倍以上違いますね。
ロードスターキャピタル株式会社は、純利益を26億に上方修正しています。
2020年度ファンドの物件規模は
creal:37億1279万円 物件数は11
OwnersBook:45億7300万円 物件数は22
ファンドで比べると物件数は倍違うが、規模はそんなに変わらない。
事業内容は
株式会社ブリッジ・シー・キャピタル
アセットマネージメント、ヘルスケアファンド事業、クラウドファンディング事業
ロードスターキャピタル株式会社
クラウドファンディング事業、コーポレートファンディング事業、仲介コンサルティング事業、アセットマネジメント事業
各々の売り上げがわからないの事業内容の比較は難しいですね。
各々のファンドの特徴
crealは不動産クラウドファンディングで、優先劣後出資が特徴
OwnersBookはソーシャルレンディングで、LTV80%未満が特徴
3.考察
今回の比較は優劣を比較するものではない。企業は人間と一緒で成長過程があるので、子供と大人を比較する必要もありません。
大事なのは、投資する会社に納得できるかだけですね。私の中で、どちらも実投資しています。以下はcrealの実投資履歴です。
敢えて違いを言えば、ファンドの投資期間ですね。crealは、1年前後OwnersBookは近々では2~3年ですね。長いのはちょっとという人はOwnersBookを敬遠しているのかもしれません。私とすればまったく気にしてません。
Crowd BankもSBISLも同系のファンドがあれば期間が長いほうを選択していますので。
ソーシャルレンディンングでも、不動産クラウドファンディングでも事業者の信用リスクは最も大事な点です。
今後もいろんな角度より事業者を比較したいと思います。
何かの参考にしていただければ幸いです。
最後までお付き合いくださり有難うございました。