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初めに
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それは、小さな出来事?私は、そうは思わない!
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考察
1.初めに
月曜日、Crowd Bankについてブログにアップしました。
対象のファンドが埋まったので、何故書いたのかお話ししたいと思います。
この話は、小さな出来事ですが、果たしてそうでしょうか?
2.それは、小さな出来事?私は、そうは思わない!
月曜日の朝9時、Crowd Bankへの送金を準備していました。そして、最後の確認で
会員限定情報を最終確認しました。
そして、ある記載に首をひねりました。
財務指標が2019年度の内容が書いておりました。
内容は、十分な財務内容で当然黒字です。
一方、IRを見る癖がある私は当然ですが、その会社のIRで財務を確認しました。
2月に2020年度の財務の開示がありました。
2020年度の営業利益、経常利益、純利益すべて赤字でした。
ここ過去5年間の決算を見ていると2019年度のみ黒字で、他の4年間は赤字でした。
当然、私はその案件への投資は止めました。
Crowd Bankの会員限定情報の内容は正しいです。そして、その時点でCrowd Bankもその投資先の会社も瑕疵はありません。
問題は、投資先会社の2020年度の決算がIRで開示しているにもかかわらず、Crowd BankがHPで投資家の出資の参考資料として2019年度の資料を出したという点です。
募集していた会社の2020年度の決算をCrowd BankのHP上で開示していたら、投資家の出資の是非は変わっていたと容易に類推されます。
Crowd Bankは知らなかったのかどうか会員限定情報の内容は、転記等禁止なので聞けません。Crowd Bankが知らなかったら、ファンドで募集していた会社が故意に2020年度の資料でなく、2019年度の資料を会員限定情報として開示したということになります。
2019年、2020年ともに黒字であれば私も気にもしません。しかしながら、過去5年の唯一の黒字の2019年度の決算を募集案件の会員限定情報に敢えて載せたのであれば、これは故意に記載したと類推される行為になる可能性があります。
3.考察
私は、この一連の話を開示するだけでそれ以上に騒ぐことはいたしません。
基本的に、Crowd Bankも出資を募集した会社も資料の内容に間違いがないので、基本的に両社に不備はありません。
問題は、その出し方です。そこに、意図はなかったか?という点です。
私は、投資家からお金を億単位で集める会社の開示すべき資料として、その開示の仕方が正しかったのか?それを疑問視しております。
もしCrowd Bankが知っていて最新の情報を開示していなかったら残念でなりません。Crowd Bankが知らなかったにしても、それくらい誰でも事前に調べてわかるのでCrowd Bankが調べなかった或いは調べて知っていても開示しなかったことになります。
Crowd Bankはそんな会社なのでしょうか?
どちらでも、この件は私の中では大きなものです。
騙されるということを、SLの第一の嵐、SBISLの第二の嵐で経験しました。
それを、投資家の責任だという方もおられます。騙した会社が逃げ切れることの方がおかしいと思ってます。
私も、自己責任の意味をよく考えて投資しようと考えてます。
少なくともCrowd Bankが私の中でコアにすることを止めました。
最後までお付き合いくださり有難うございました。