1.初めに
2.ラキバン社長から学んだこと
3.考察
1.初めに
ラキバンを知ったのは、2015年暮れでした。当時SLは珍しく、株に疲れていた私は値動きの無いSLに魅力を感じました。彼らは金融取引第二種という金融庁から許可を取っていることも妄信した一つの原因でした。
2015年末すぐに会員登録して、2016年すぐに投資をしました。その中でラキバン社長とは5,6回面談しています。
今となったら、社長と毎回面談できる会社は本当に零細であると後でわかるのですが、その時は気にしてませんでした。
ラキバンの今後はどうなるかはわかりません。私も含めて被害者も多いです。このブログはソーシャルレンディングについて考えるための一つの話です。読み流して頂ければ幸いです。
2.ラキバン社長から学んだこと
「SLで損益分岐点は年間いくら運用したらでるのですか?」と質問しました。
40億
この数字は今でも私の一つの大きな数字として忘れたことがありません。
当時、営業者利益は大体2%、6~8%取っていたmaneoとは違って良心的だいという印象を持ちました(今となってはそれも嘘かもしれません)
ですが、営業者利益2%で40億運用して営業利益は8000万円、スタッフは10人以下ですから、この数字はラキバン社長の言ったある意味SLの本音を意味していると今も思ってます。
つまり、不動産CFでもSLでも専業会社が年間40億円の案件を投資家に提示しないと回らないということです。これを一つの業者選びの基準にしてました。
逆に考えれば毎年40億円の案件を出し続けないといけないということになります。
そして40億円というのは、投資案件がバンバンでてくるので今となってはそういう会社はやばいということになります。
この中から抜粋してます。
「危ない事業者を見分ける四大ポイント」
①会社名やサービス名がコロコロ変わっていないか
②会社のホームページに社長の顔写真があるか
③分不相応の豪華経営陣
④短期間で売り上げが急成長してないか
ここでいう④に相当してます。
でも、一方40億年間で運用しないと黒字が出ないほど薄利多売な業種ということを示しています。
3.考察
そう考えれば、新興のSLや不動産CFについて
①専業か兼業か:SL不動産CF以外の収益の柱はもっているのか?
②専業なら年間の運用額は、40億程度はあるのか?
③もし運用すべてが飛んだ時にそれを埋め合わせる自己資金があるのか?
これが、私の会社選びのひとつの考え方です。
ただこれは私の私見ですので、悪しからず。
③に関して、次の記事にします。
最後までお付き合いくださり有難うございました。