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初めに
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業界No.1:株とSLの違い
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考察
1.初めに
業界No.1を株の世界でいえば、日本ではTOYOTA、ファーストリテイリング、三菱フィナンシャルグループなど売上高数兆円の大企業でここ数年で潰れるわけもありませんね。
一方ソーシャルレンディングの世界では、2018年まではmaneoが君臨して、それ以降はSBISLというわけです。今回のSBISL事件で学びました。
2.業界No.1:株とSLの違い
ソーシャルレンディングの世界で業界NO.1というのは、今までは何となく安全ではないかという幻想がありました。今では、何の保証もない逆に言えば返って危ないかもしれないということを考えるようにしました。
何故なら、SBISLの記事にあるようにNo.1という称号の為には、数億円の案件を常時出してないといけないからです。やはり、無理をしてお金を集めないといけない背景が、架空のファンドの組成という一回目のSLの嵐と同じ構図が今回も使われました。
それとは別に最近SPCという特別目的会社が、事業者として使われることが多くなってます。
この記事の中でSPCがいろいろな名称で使われ、別の企業のように見えて大本は一緒ということがありました。このSPCの場合、分散の意味は無くなりますね。SBISLもクラウドバンクもSPCが増えてきてました。
例えば運営会社、資本金100万円 営業利益マイナス 個人保証付きというのが多いです。それで数億円集める。
普通に考えれば、異常です。ですが、投資してきた自分がいます。大いに反省してますね。今後は、2度とSPCには投資しないと思います。
3.考察
また記事にしますが、第二種金商品取引業が曲がり角に来ているのではないでしょか?所謂、プラットフォームだけ貸す会社はリスクが自社専業でやる会社よりも高い、ソーシャルレンディングを副業でやる会社、それ自体の儲けが会社の運営上左右しない会社ほど安全な気がしてます。この安全はファンドの意味でなく事業者が潰れにくいという意味です。
以前は、業界No.1という文句が安全だという幻想を持ってました。今後は、年○○億円調達したと宣伝する会社は逆に怖いと思うようにします。
ただ、SBISLがmaneoとの違いはやはり資金力です。上場会社の場合、業界No.1というのは投資家の保護ということで意味があるのかもしれません。LCレンディング、TATERUの過去の行動が物語ってます。
SLの業界NO.1は、年間の融資残高でみるのでなく、私は純資産で見るようにします。
あくまでも、私見ですが。
そういうことを考えて、ポートフォーリオを変えていきます。
最後までお付き合いくださり有難うございました。