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初めに
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細かい話:SBISLの未償還元本償還で損をする人得をする人
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考察
1.初めに
前回、SBISLでの未償還元本償還の話を書きました。
この中で、
投資総額ー(利益分配額+償還済み出資額)が償還額という話をしました。
よくよく考えれば、これはプラスマイナスゼロという話ではありません。
2.細かい話:SBISLの未償還元本償還で損をする人得をする人
①一般的な話
一般的には、投資期間の利益分配金がゼロなので機会喪失という意味で損をしてます。簡単に言うと、他の金融商品に投資すれば得られた利益を得ることができなかったという話。
②損をする人
主に給料所得があり、20%以上の所得税がかかる人
SLは雑所得であり、確定申告をすれば理論的には10%以上の追徴課税(所得税+住民税=30%以上かかるため)される。細かくは、控除できるものもあるので計算通りにならないが、得はしてないですね。
但し、次の確定申告で取り戻せます。手続きと説明がめんどくさいですが。
③確定申告で損益通算した人だけSBISLはプラス償還
確定申告した人で、損益通算で雑所得の税金が還付された人は現時点ではプラス
もちろん、損益通算するものがあればですが、こういう時ほど金融の知識が役に立ちます。確定申告の時にどうやって節税するのか、これも個人差があります。具体的なことは書きませんが、還付金も利金と同じなのでどうやって税金を取り戻すかは大事です。
3.考察
SBISLも金を返して終わりとしたいようですね。SBISLはソーシャルレンディングも終わりそうですから、償還金の投資先を考えなければいけませんね。
ソーシャルレンディングや不動産CFは数多ある投資先の一つでしかありません。
また、このようなことは起きるという前提で投資したほうが良いのはわかると思います。私はとどまりますが。私が、投資している上場系SLや不動産CF会社がデフォルトしたらその時は止めるでしょう。
金利が上がって、外債が面白くなってきました。株も銘柄によっては面白い展開ですよ。
最後までお付き合いくださり有難うございました。