ZiLchan リタイヤ後のゆるい生活と本気の資産形成術

ZiLchanです。 2020年12月に退職しました。50歳半ばのおっさんです。  投資履歴は、20年以上。ライブドア、リーマン、9.11、3.11すべて経験しながら、資産形成してきました。今年のコロナでも生き残ってます。  不労所得と老後の緩い生活をお伝えできればと思います。無職というのは楽ですけど楽ではないですね。それでもストレスフリー、健康寿命を考慮した一回しかない人生を皆さんもできれば、楽しんで頂きたいと思います。私のブログは少しでもそんな人の為に参考になればうれしいですね。

事業者の格付と倒産確率

 

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  1. 初めに

  2. 事業者の格付と倒産確率

  3. 考察

1.初めに

格付けとは、

格付け(かくづけ)とは、企業などの信用度や、競馬や公営競技における競走のレベルなどに応じてグループ分けされたランキングのことである。

格付け - Wikipediaから抜粋

格付会社

格付会社(かくづけがいしゃ、英語: rating firm)とは、金融商品または企業・政府などについて、その信用状態に関する評価の結果を記号や数字を用いて表示した等級(信用格付け)を付与する企業。格付機関(かくづけきかん、英: rating agency)または信用格付機関(しんようかくづけきかん、英: credit rating agency)とも言う

 格付け機関 - Wikipediaから抜粋

主な格付け会社には、ムーディーズやS&Pなどがあります。ここでは、S&Pの格付けで議論します。

S&Pの格付け記号と意味づけは下に記載します。

他社の場合
AAA - 最高位
AA
A - 投資適格程度
BBB - 中程度のリスク
BB - 投機的要素あり
B - 信用力に問題あり

格付け機関 - Wikipediaから抜粋

債券的には、BBBまでが適格社債社債となり、BB以下が投機的な債券となり金利が上がります。

会社側もこの格付けで借入金利が上がります。BB以下の債券を所謂ジャンク債と呼びます。

 

 2.事業者の格付と倒産確率

 

日本の会社で見てみましょう。

 

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https://site1.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_bond&cat1=bond&cat2=japan&dir=japan&file=comment/bond_japan_Q9769.html&_scpr=intpr%3d210506_bond_prod:sbi_attx_01より抜粋

上記がSBIHDです。格付けは会社は違いますがBBB+でBBBより一段上です。

 

例えば、BBBの倒産確率は下記に示されます。

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https://www.yu-cho-f.jp/research/old/pri/reserch/survey/finance/2003/03303-08.pdfから抜粋

 10年で4%の会社が倒産する確率を示してます。

 

 一方ソフトバンクグループは、S&PでBB+ BBより一段階上ですね。

所謂ジャンク債の判断となりました。ですから、米ドル債で利回りが5.125%の表面利回りです。

 

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https://www.hs-sec.co.jp/bond/foreign/bond_secondary/products.htm?label=USD_20270919から抜粋

 

下記はS&PのBB格の倒産確率です。5年で10%10年で17~18%です。10年で6社に1社が倒産します。

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https://www.yu-cho-f.jp/research/old/pri/reserch/survey/finance/2003/03303-08.pdfから抜粋

 皆さん、SLや不動産CFの会社の格付けをもししたら、どうなると思いますか?

 

 ソフトバンクグループでさえ、倒産確率で議論すれば10年で16~17%の確率で倒産する(実際は一段階上なので少しは下がりますが)確率があることを、格付けは示してます。

 

日本の格付け会社にJCRというものがあります。その格付と倒産確率は下に書いてます。

個別企業のデフォルト率推定モデルによる推定累積倒産確率(単位:%)
格付記号 1年以内 2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
AAA 0 0 0 0.03 0.04
AA 0.13 0.27 0.41 0.49 0.62
A 0.21 0.43 0.67 0.85 1.1
BBB 0.26 0.55 0.86 1.15 1.48
BB 0.31 0.66 1.06 1.44 1.89
B以下 1.26 4.18 6.62 10.03 13.27

 格付けカテゴリー別推定倒産確率について | 日本格付研究所 - JCRから抜粋

 

bitREALTYの親会社KENEDIXは、

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https://www.kdo-reit.com/ja/finance/rating.htmlより抜粋

 KENEDIXのJCRの格付けは、AA-となり5年以内の倒産確率は0.62~1%となります。

 

 残念ながらKENEDIXしか現在の上場系SLや不動産CF会社の格付けは見つけられませんでした。KENEDIXは純資産1055億円です。例えばあなぶき興産で純資産300億円、ロードスターキャピタルで77億円です。

 

一般にJCRの格付けはS&Pより超甘いです。

 

 要はSBI HDでBBB+ SBグループでBB+で考えたときに、投資しているSLや不動産CF会社の格付けはどうなるでしょう。恐らく超がつくジャンク債と想像されます。

 

ですから、あなたが投資している新興のSLや不動産CF会社が10年もつかという考えを持つ必要があります。

 

 これが格付けを考えたときの事業者選びの根拠です。私が基本的に、上場系黒字のSLや不動産CFに投資を集中しているのは、こういった根拠もあります。

 

3.考察

 

 貴方が投資している弱小SLや不動産CFが10年無事だったらラッキー以外の何物でもありません。

 分散投資していても、どれかが吹っ飛ぶ可能性があるという話です。ジャンク債は10~20社では分散の意味はありません。

 

 ジャンク債のことをアメリカではハイイールド債といいます。

 

 ETFでHYGなどがあります。HYGの過去12か月の利回りは4.58%(ドルベース)もあります。それも過去10年間のトータルリターンは5.32%です。

 

 CrowdBankを始めとした、外国のSLファンドに投資しない理由です。HYGは倒産しません。ただ、○○ショックの時は下げますが、また回復します。HYGは966銘柄です。ですからそのうち何社が潰れても関係ありません。HYG自体無くなることはないのです。

 一方、20社に分散投資しても1社がぶっ飛んだら5%飛びます。10年20社に分散してどうなるのか?誰にもわかりませんが、アフィリブロガーの一部はそんな会社の会員になるように宣伝します。

 

 そんな会社に投資するならHYGを積み立て投資する方が良い。さらに言うのなら、アメリカか世界の株式に積み立て投資したほうが良いというのがある意味投資の世界の大多数の意見です。

 

 SLや不動産CF投資に投資の主にしている投資家は日本に多くて数万人。しかいないということです。

 一方株を主体に考えている投資家は、日本で数千万人ですよ。

 

 この世界がごくごく小さな世界だとわかるでしょう。そしたら、何故あなたはこの世界に固執するのでしょうか?

 

 私は、年金をもらうまでの間です。それも私の個人の全資産の2割以下、妻が辞めたらSLや不動産CFを売却して、年金までの生活費の一部にします。もちろん飛んでも支障のない程度に抑えてます。

 

 ご自身で考えて見てくださいね。

 

 なが~い人生ですからね。

 

 最後までお付き合いくださり有難うございました。