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初めに
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やっと息子の一人がクラクレから解放されました
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考察
1.初めに
クラウドクレジットは、2014年からの付き合いで7年になりますね。
「ペルー・小口債務者支援プロジェクト1号」に投資して、その後例の「カメルーン案件」に連続投資したころから風向きが変わりました。
カメルーン案件は、「円ヘッジ有り」で、13号まで出てますが、上記のように1号ファンドから一部デフォルトがあったにも関わらず、13号まで募集しました。
私も、1、4、5、7、9号案件の5本に投資して、傷口を大きくしました。早くファンドを停止したほうが良かったのに、クラクレは募集を続けました。
1号ファンドは2016年4月ですが、その損金さえ「損金扱いにされてません」いくら頼んでも無視されてます。もう5年も経っているのに、クラクレはデフォルト扱いをしない会社であることがわかりました。
それから、クラクレの盤石ファンド「東欧金融事業者支援ファンド」と「マイクロローンファンド」の円ヘッジだけ投資をしてました。
「東欧金融事業者支援ファンド」は無事に帰ってきましたが、「マイクロローンファンド」は、再度捕まりました。
2.やっと息子の一人がクラクレから解放されました
「マイクロローン事業者ファンド4号、5号」を2019年3月に投資しました。
どちらも返済猶予になりました。「コロナ」でしかたないと思ってますが、やはり海外のマイクロローンはリスクが高いと感じてます。
3.考察
以前maneoが、個人貸し付けをしていた時代があるのをご存知でしょうか?個人はデフォルトが多く出て、maneoは「個人」から「法人」貸し出しに舵を切った経緯がありました。
クラクレは、為替リスク、途上国の地形リスク、個人のマイクロファイナンスは貸し倒れリスク等、初心者は手に付けないほうが良いと感じてます。
この度感じた一番の問題は、
投資家の資金が分別できてないということです。
「カメルーン」案件は、デフォルトの度合いによってファンドごとの損失は変わりました。一方、今回の「マイクロローン」は、ファンド同士の資金の分別ができてなくごちゃまぜで、返金された分だけ早く償還するファンドに返金するということが起きました。もし、その会社が潰れたら最後に投資した投資家が損失をすべて被ることが想像できました。
私が、クラクレに投資することはもはやありません。
クラクレは、今
「世界に貢献する」とか「社会的インパクト重要型パッケージ」とか言って募集をしてます。世界に貢献するといっても、所謂貸金業で営利を求める企業であります。なおかつ社会的インパクト重要型パッケージと言いながら、売れないリスクの高いファンドをパッケージに突っ込むことをしているように私には映ります。
若い投資家は、よく吟味して投資することを願います。クラクレの期待利回りは為替で吹っ飛びますから。円高、円安確率半々みたいに考える方は多いでしょうが、基本長期で考えれば円高です。特に開発途上国は、円ヘッジすることをお勧めしますね。
カメルーンの問題が終わることはないでしょうね。
クラクレにデフォルトという単語はないようです。
最後までお付き合いくださり有難うございました。