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初めに
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この世界群がるほど損をしますね!
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考察
1.初めに
この世界には、他の市場とは違う力が働きます。
所謂需要と供給によって金利が変わるという異常な世界です。
債券では、事業者の格付けと運用期間で大体の金利は決まりますね。それとは、別世界です。
例えば
例えばJ.Lending4.5%の金利で6月30日から募集された案件:13000万円未達でした。
来週の7月14日募集の案件は、
予想として
4.5%は無いと考えますよね。ですから、私は6月30日未達のJ.Lendingはスルーしました。
そして、案の定金利が上がって14日の案件が募集されます。(詳細はHPに載ってないので詳細は記述しません)
このように、需要と供給のこの世界を考えながら、投資先を選んでます。
普通の債券市場では絶対ない世界です。所謂、適当な世界です。
ですから、利回りとリスクは比例しないですね(但し、高金利で高頻度で募集している事業者は知りません)
それを考えて投資してます。
J.Lendingは、金利が上がるパターンですね。ですが、当たり前ですが逆もあります。
2.この世界群がるほど損をしますね!
最近RIMPLEとFANTAS fundingそしてCRE fundingの募集が告知されました。その金利を見て余計に唖然としました。
上記は過去15回分の利回りです。期間は書いてません。
RIMPLE:4.7%→3.4%
FANTAS:4%→2.5%
CRE:3%→2.3%
利回りは下がり続けてますね。
CREの過去の2.5%はキャンペーンで実質金利は3%を超えてました。今回は2.3でキャンペーン無しです。
今後も下がっていくでしょうね。
CREはFUELを通すので、実質1%はFUELに中抜きされていると考察してます。それだけ、投資家は享受できる金利を損をします。これは、FUELが悪いわけでなく構造上の話です。
利回りは下がっていますがリスクは変わりません。
皆が群がるほど、投資家への利回りを下げて事業者の儲けを増やします。企業として当たり前の行動です。
逆にOwnersBookは金利、4.1%と4.6%と5.1%で回ってますね。下がっている実感はありません。
3.考察
このようなゲーム感覚的な投資家と事業者の駆け引き、所謂「売り手市場」の事業者のやり方ですね。投資家は敗者です。
ですから、私は嫌悪感を感じて投資先から外しています。
所謂「馬鹿らしい」という実感です。
いろんな意味で、未熟な世界です。国際的な債券市場と比べたら嫌になります。
20%で募集する事業者、1%でも億が埋まる事業者
あなたは何を信じて投資しますか?そういうことを考えるきっかけにしていただければ良いと思い書きました。
最後までお付き合いくださり有難うございました。