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初めに
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アフィリ屋の「利回り〇%」という宣伝は、「不適切な表示の禁止」に該当??
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考察
1.初めに
最近victory fund や ASSECLIでアフィリエイターが「利回り〇%」と連続した記事が目につきますね。
私は、アフィリブロガーでないし自分の投資対象しか告知をしません。それに「利回り○○%」と書くのも、利益誘導になるので書きませんね。
一方、アフィリブロガーは宣伝して金を稼ぐのが目的ですから、「利回りが高い」「キャンペーン」というのは、必ず争うように記事にしますね。
昨日のASSECLIも、私は「キャンペーン」の話はしてません。キャンペーンで投資行動が変わることもあるので、これも利益誘導になりますね。そんなことは「恨みを買う」ことになるのでやりません。
この世界はわからない。お金の恨みは怖いですからね。いつも私が言う言葉です。
さて、
現在、消費者庁では、令和3年6月10日
「アフィリエイト広告をめぐる現状と論点」という議論をしています。
これを受けて、金融機関がガイドラインを出しております。
2.アフィリ屋の「利回り〇%」という宣伝は、「不適切な表示の禁止」に該当??
下記は「maneo」のガイドラインの一部抜粋です。
2 不適切な表示例について
(1) 景品表示法の優良誤認及び有利誤認に該当する表示
例)「業界最高利回り」や「業界最安手数料」等の客観的事実に基づかない表示
(2) maneoマーケットの取扱う金融商品・取引等に関する恣意的または過度に主観的な表示
例)「maneoが絶対おすすめ」等のように直接的な勧誘文言を積極的に用いて、
maneoとの取引を積極的に推奨するような表示
(3) 公正・客観性に欠ける不適切な表示
例)「絶対安全」「最高の投資対象」等、投資家の投資判断を誤らせるような表示
(4) maneoとの取引を過度に誘引するような表示
例)「後悔させない」「失敗はない」等、maneoマーケットが取扱う金融商品や取引等をアフィリエイター自身が説明及び勧誘をするような文言等の表示
(5) 預金等との誤解を招くような表示
例)「元本保証」「絶対安全」等の預金等との誤認を招くような表示
(6) その他、金融商品取引法や景品表示法等の法令関連及び当社の審査基準に則り、不適切と判断されるような表示
例)公序良俗に反している表示等
GCM S1 証券株式会社の「アフィリエイト広告掲載に関するガイドライン」でも
2. 不適切な表示の禁止
(6) 預金等との誤認を生じさせるような表示
例)・ 「元本保証」、「安全確実」、「預金の利息と同様」、「金利○%」、「利回り○%」、「予想利回り」、「安全確実」、「高利回り」、「高金利付与」、「副収入」等、預金等との誤認を招くような表示を行うこと。
上記のように利回りの表示は、「不適切な表示の禁止」に該当すると書いてます。
アフィリエイト広告掲載に関するガイドライン|GCM S1証券
より抜粋
GCM S1 証券株式会社は、
事業内容
貸付型クラウドファンディング
有価証券型ファンド持分の販売
特定目的会社の優先出資証券の募集又は売出しの取扱い等
3.考察
前に、アフィリエイトブロガーさんの一人がこのことに触れてますね。グレーゾーンと思っているのか、今日も「利回り○○%」という表示が頻繁に見られますね。
利回りの大きさが「撒き餌」になる世界、煽るアフィリブロガーはいつまで続けるのでしょうか?高い利回りを謳い、それに投資してアクシデントが発生してトラブルに巻き込まれたら彼らはどうするのでしょうか?
金融商品を乱発に宣伝するブロガー、自分は投資しないのに宣伝する人もいるようですね。
金融機関のガイドラインでも禁止している「利回り〇%」という表示、何時まで続けるのでしょうか?それを書かないと記事が書けないからでしょうか?。
「コツコツドカン」という有名ブロガーさんが言われる、「詐欺的ファンドとそこに群がるステルスブロガーの撲滅が必要だ」ということは、私も賛同します。
ここの有名なブロガーさんは、私よりも皆お金持ちですね。それも大金持ちですね。なのに、何故アフィリで小銭を稼ぎたいのでしょうか?過去にトラブルがあり、多くのアフィリブロガーが消えました。その事実を知らないわけないですね。
最後までお付き合いくださり有難うございました。