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初めに
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「金融所得課税の引き上げ」より大事なこと!
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考察
1.初めに
岸田総理が誕生しました。私は選挙も政治にも関心はありません。しかし、政策に関しては関心があります。「政策に売り無し」です。これは、有名すぎる言葉ですね。株の世界ですが。
経済の勉強は、政策の勉強無しでは成り立ちません。ですから、経済番組やサイトを毎日勉強してます。
このブログ村は株の村でないので、話を変えますが。岸田総理が、
「金融所得課税の引き上げ」に言及してます。
株式の譲渡益や配当金など金融取引によって得た利益である金融所得は、給与などの所得とは合算されないうえ、税率は所得や、得た利益に関係なく一律20%(うち5%分が住民税)課税される。
2021自民党総裁選:金融所得課税、見直し論 |毎日新聞より抜粋
株式の譲渡益や配当金などは、一律20%です。所得の大小にも、株の譲渡益の大小にも関係ありません。所得税は一億円の所得があれば45%ですが、一億円株で儲けても20%の税金です。これが、貧富の差を生んでいるつまり、金持ちはより金持ちになると言ってます。
ある意味、この村の読者の方々はそれは賛成と思われる方は多いでしょうね。
2.「金融所得課税の引き上げ」より大事なこと!
それは、「SLや不動産CFの分配益を、所得分離課税にすること」ではないでしょうか?
前にも私がブログで書いたように現役世代の時、20%の分配益を払ったのにもかかわらず確定申告したら、還付でなく「追徴金」を納めました。当時250万円くらい分配金の税引き後の所得があったので、税率は給料所得に合わせて40%の税率が掛けられました。今の現役世代の方々も、この「雑所得扱い」に不満を持っていると思われます。
3.考察
この「雑所得扱いであるSLや不動産CFの分配益を、所得分離課税にすること」を考える政治家はいないでしょうね。
リスクもありながら、ある程度所得だと雑所得の税率が20%をすぐに超えますね。SLや不動産CFの分配益が高いほど税率が上がるこの世界、そういう意味では、「金融所得課税の引き上げ」は賛成です。
でもその前に、「SLや不動産CFの分配益を、所得分離課税にすること」だと思います。そうすると、SLや不動産CFの分配益や損益が、株や債券の損益と損益通算できるからですね。
でも、SLや不動産CFの分配益の雑所得扱いを考えている政治家はゼロで~す。恐らく。
今日は、「ボヤキ!」のブログでした。
最後までお付き合いくださり有難うございました。