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初めに
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「劣後」より「欲」が勝つのかな?
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考察
1.初めに
一昨日、LENDEXのあるファンドに注目してました。
ローンファンド550ー1~4号です。
2.「劣後」より「欲」が勝つのかな?
借入人は神奈川県内の不動産事業者Hです。
今回、同社が新たに保有する不動産の仕入資金の一部として、合計29,000万円を以下の要領で募集いたします。・ローンファンド550-1号:7,300万円(利回り7.50%/年、期間12カ月、登記留保、有保証)
・ローンファンド550-2号:7,300万円(利回り8.00%/年、期間12カ月、登記留保、有保証)
・ローンファンド550-3号:7,200万円(利回り8.50%/年、期間12カ月、登記留保、有保証)
☆ローンファンド550-4号:7,200万円(利回り9.00%/年、期間12カ月、登記留保、有保証)
(全て元金一括返済、金利は毎月支払)
LENDEX HPより抜粋
募集額29000万円を4つに分け、劣後順位を付けました。
劣後は、550-4号>550-3号>550-2号>550-1号の順になります。
金利は、9>8.5>8>7.5%となってます。
このファンドが、例えば75%でしか売れなかったら。550-4号の出資者は全損、他の出資者は救われます。
これだけの劣後の差があるのに、利回りは0.5%しかないのに驚きました。
私なら、50%劣後がある8%を選んだと思いますね。
でも驚いたのは、7.5%の550-1号が埋まらなかったということです。昨日の朝見たら埋まってました。
また、1人当たりの出資額が
9%:79万円
8.5%:54万円
8%:46万円
7.5%:30万円
となってます。一般的にリスクがあれば投資額を減らしますよね。でも利回りが高いほど一人当たりの出資額が多くなってます。
3.考察
これを考えると「劣後=安全性」<「利回り=欲」ということを示していると想像してます。
背景には今までLENDEXがデフォルトを出してないという安心感があるのではと想像してます。クラウドバンクと同じ理論ですね。
私は出資してないので、単に面白いなと思い記事にしました。7.5%でも十分利回りとして十分で、劣後75%というお宝ファンドだと思いますが。
こうやって、ファンドの埋まり具合を見るといろいろな情報がわかります。
「集金力」は、ソーシャルレンディング会社の原動力です。そういう意味では、LENDEXは信用されているのでしょうか?
本当に、集金力はいろいろな情報を教えてくれますね。
最後までお付き合いくださり有難うございました。