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初めに
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地政学リスクの話
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考察
1.初めに
地政学リスク は、「地政学的リスク」とも呼ばれ、ある特定地域が抱える政治的・軍事的・社会的な緊張の高まりが、地球上の地理的な位置関係により、その特定(関連)地域の経済、あるいは世界経済全体の先行きを不透明にすることをいいます。
地政学リスクとは|資産運用用語集|iFinance より抜粋
2.地政学リスクの話
ロシアのウクライナへの侵攻:対岸の火事にはならないと感じたのは私だけでしょうか?ロシアがもし日本に侵攻したら、日本はどうなる?という心配になりましたね。
話は変わりますが、リスクの一つとして「地政学リスク」というものがあります。
今回、痛いほど学んだ投資家は多かったのはないでしょうか?
前にも言ったように、外国案件は万が一が怖いです。
SBI証券HPより抜粋
ロシアルーブルが、対円で35%下落しました。今ロシアは金利を20%にしてます。あのトルコ以上の金利です。
金利が高い通貨は、基本的に弱い通貨なので売られます。
ですから、10%以上の利回りをもらいたいとトルコリラをFXで持っていた投資家は皆痛い目をしますね。私がそうだったように。
投資というのは、痛い目をして身についていくことも多いです。私も、一日で100万円飛んだライブドアショック、2日で数百万失った3.11。これらは、インデックス投資を積み立てるということをやっていれば防げました。そのやり方をその当時しなかった。世界に投資するということであれば、「地政学リスク」は、最小化されます。
しかしながら、その国に投資していたら直撃されますね。
私が、株以外に海外案件に投資しないと決めたのは、カメルーン問題が発端です。
①担保がある
②今までデフォルトがない
なんて話、ぶっ飛びますね。なんの保障にもならないと身に沁みました。
海外案件は、魅力が高い何故なら、利回りが高いからです。日本では、15%が上限金利の貸金業も、外国なら20~30%は当たり前になります。何故なら、物価が高いし、政策金利も高いからです。
そんな利回りが高いということで、魅せられると「地政学リスク」という落とし穴にはまりますね。金利が高い国は、通貨は弱いですから5~7%の利回りなんて為替で消えます。これは、為替をよく知る人には常識です。その上に、政治リスクが起こることが今回わかりました。
地域紛争は、もうあらゆるところに起きてます。海外投資は、最低限アメリカかEUくらいにした方が良いと思いますね。
3.考察
SLや不動産CFは、寝ていて償還を待ったらよいという考えは止めたほうがいいと思いますね。特に海外案件はこの「地政学リスク」を考えないと株と違ってすぐには逃げれないので、リスクを追うには利回りが低いと思いますね。
ロシアとウクライナの問題は、いろんなことを教えてくれました。隣国に家族を逃がして、自国のために戻る父親の姿、「お前はそれができるのか?」と問われている気がしてます。
本当に、平和な日本に生まれて良かったなと思います。ただ、それが長く続くことを願いますね。
最後までお付き合いくださり有難うございました。