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初めに
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LENDEX:2021年と2022年との比較
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考察
1.初めに
非上場系の会社はIRがないので、決算の結果が出ても
「決算がでました」
なんて、ニュースはでませんね。
基本的に、決算の指標は3年分開示することが、不動産CFの事業者では一般的です。都道府県には届け出がいると思います。
しかしながら、事業者によっては3年分ださない或いは、そもそも決算を発表しない会社も見られますね。ソーシャルレンディング会社ではその辺の決まりは私は知りません。
最近LENDEXの決算の発表があったことを知りました。
2.LENDEX:2021年と2022年との比較
LENDEX2020年12月期決算に関するお知らせ | LENDEX blogから抜粋
LENDEX令和3年12月期決算報告書 (1).pdf より抜粋
2020年12月期
匿名組合預り金:33億円
当期純損益:2770万円
2021年12月期
匿名組合預り金:50.7億円
当期純損益:11338万円
ちなみに
2019年12月期
匿名組合預り金:12.8億円
当期純損益:5281万円
LENDEXは
残念ながら令和2年12月期は2,775万円の赤字となりましたが、令和1年12月期の赤字額5,281万円から赤字を縮小することには成功しています。
と説明してます。
しかしながら、2022年期の当期純損益は
2770万円→11338万円に増えてます。
これをLENDEXはどう説明するのでしょうか?
3.考察
ソーシャルレンディング会社は、これだけ集めても儲からないものですね。
ソーシャルレンディングは、年に100億円近く集めても黒字にならない構造かもしれませんね。
例えば100億集めて、クラウドクレジットみたいに手数料4%とっても、営業利益は4億円。そのなかで、いつもの「人件費+広告宣伝費」が、4億円を上回っているので赤字になりますね。
ですから、今のままではできる限り集金を上げようとするほかには黒字にする方法はありません。
でも、利回りを下げたり、転売での純益を上げる方法など方法はありますね。
LENDEXは、CCよりも社員が圧倒的に少ないので、黒字になるのは早いのかな?と個人的に思っていましたが、難しいようですね。
詳細は、LENDEXの発表を待とうと思います。
いずれにせよ。LENDEXの赤字は積みあがってます。出資を受ければいいのでしょうが、現状純資産を削ってます。
考察は特にありません。
最後までお付き合いくださり有難うございました。